難波ファシリテーション事務所

事務所について

 私たちが暮らす日本社会はとても便利で快適です。しかし、一方で私たちの「つながり」はどこか表層的で、よそよそしいように思います。本当に思っている、感じていることを伝え合うことはますます難しくなってきているのではないかと感じます。

自分と違うことや、少し変わったことをする人に対しては、自分と「違う」ことを認めることができず、冷やかしたり足を引っ張たりすることもあるように見えます。また、成長を遂げてきた世界は今もなお「対立」や「差別」がおこり、攻撃により解決を図る様子が見受けられます。

 私は、この世に生きる人、一人として同じ人はいない。みんな「違う」人であると思っています。この「違い」とは、私一人には見えない「世界」を知っているということだと思うのです。

 だからこそ私たちは、この「違い」を認め、お互いにその「世界」を交換しながら共に社会を創っていく必要があるのではないでしょうか。
 
 「難波ファシリテーション事務所」は、ファシリテーションを活用し、一人ひとりが「違い」を認め合い、新たな「共創」や「学び」を生み出す場づくりのお手伝いをします。

難波 佳希

高知県高知市

難波ファシリテーション事務所 代表
Kochi Startup BASE アンバサダー
こうち起業部”Switch” アンバサダー
プロジェクト型学習勉強会 主宰


プロフィール

ファシリテーター、ワークショップデザイナー 
1993年6月25日生まれ。岡山県美作市出身。高知県高知市在住。2児の父。

 学生時代、国際NGOオックスファム・ジャパンに所属し、社会変革のためのキャンペーンやワークショップをキャンパス内外で実施。その後、人との対話により自分や他者の行動が変わることに興味が湧き、高校生、大学生、社会人の対話の場を創出。

 2015年、難波ファシリテーション事務所を設立。中央省庁、自治体、NPO、市民団体の10人から100人までの食、政治、防災、キャリアなど多種多様な研修・ワークショップの講師・ファシリテーターを務める。アイデアソン、マイプロジェクト等の企画・運営も行う。

 2016年より、同事務所の運営を続けながら、自然体験学習中心の私立小学校設立の立ち上げに参画し、カリキュラム設計、校舎設計、採用、認可申請、広報、地域連携等の業務に従事。
 2017年より「KOCHI StartUp PARK」サブコーディネーターを務め、起業支援に関わる。現在は、非構成エンカウンターグループ、ミニカウンセリング等に関心を寄せ、「聞く」ことを探求。
 2019年より、準備をすすめていた、「森の小学校 とさ自由学校」が開校し、現在、教務主任と中学校設立準備室室長を兼務。
ファシリテーション、プロジェクト活動、探究学習、NVC、自由進度学習、体験学習などを実践、勉強中。
 
 趣味:サッカー、映画鑑賞、人間観察、工作

「ファシリテーター」という役割を名乗り仕事をするにあたり、大切にしていきたいことを示しておこうと思います。「ファシリテーション」はあくまでも手段であり、使い方を間違えたり、使用する場面を誤ると、かえって人が傷ついたり、団体・組織の力を弱めてしまうこともあるかと思います。以下のようなことを守り、ファシリテーター業に務めればと思います。


1.中立の立場として関わるので、特定の意見や人物に有利な進行はいたしません。

2.話し合われたコンテント(内容)、結論については一切、責任を負えません。あくまでも、話し合いをよりよくしするためのプロセス(過程)を管理します。

3.結論が決まっている話し合いのファシリテーターは務めません。

4.会議、ワークショップで、参加した一人一人の意見のもとに、その組織、団体、地域をよりよくしていきたい思いがあることが前提です。

5.ファシリテーターはあくまでも、司会進行役で、組織や団体、地域の当事者の人が、よりよい方向に向かうためのサポート役です。