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私たちが暮らす日本社会はとても便利で快適です。しかし、一方で私たちの「つながり」はどこか表層的で、よそよそしいように思います。本当に思っている、感じていることを伝え合うことはますます難しくなってきているのではないかと感じます。
自分と違うことや、少し変わったことをする人に対しては、自分と「違う」ことを認めることができず、冷やかしたり足を引っ張たりすることもあるように見えます。また、成長を遂げてきた世界は今もなお「対立」や「差別」がおこり、攻撃により解決を図る様子が見受けられます。
私は、この世に生きる人、一人として同じ人はいない。みんな「違う」人であると思っています。この「違い」とは、私一人には見えない「世界」を知っているということだと思うのです。
だからこそ私たちは、この「違い」を認め、お互いにその「世界」を交換しながら共に社会を創っていく必要があるのではないでしょうか。
「難波ファシリテーション事務所」は、ファシリテーションを活用し、一人ひとりが「違い」を認め合い、新たな「共創」や「学び」を生み出す場づくりのお手伝いをします。
「ファシリテーター」という役割を名乗り仕事をするにあたり、大切にしていきたいことを示しておこうと思います。「ファシリテーション」はあくまでも手段であり、使い方を間違えたり、使用する場面を誤ると、かえって人が傷ついたり、団体・組織の力を弱めてしまうこともあるかと思います。以下のようなことを守り、ファシリテーター業に務めればと思います。
1.中立の立場として関わるので、特定の意見や人物に有利な進行はいたしません。
2.話し合われたコンテント(内容)、結論については一切、責任を負えません。あくまでも、話し合いをよりよくしするためのプロセス(過程)を管理します。
3.結論が決まっている話し合いのファシリテーターは務めません。
4.会議、ワークショップで、参加した一人一人の意見のもとに、その組織、団体、地域をよりよくしていきたい思いがあることが前提です。
5.ファシリテーターはあくまでも、司会進行役で、組織や団体、地域の当事者の人が、よりよい方向に向かうためのサポート役です。
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